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令和8年熊本地震復旧・復興本部
【第1回】令和8年熊本地震復旧・復興本部会議
開催日時
令和8年(2026年)8月31日(月曜日)17時から17時10分
会議資料
本部長(木村知事)挨拶
先ほど、災害対策本部会議において、発災から本日まで昼夜を問わず、献身的に応急対応にあたってこられました皆様に心からの感謝を申し上げさせていただきました。それと同時に、私たちの本格的な復旧・復興のプログラムは、ここから始まります。
「上水道の断水解消」、「道路・鉄道の復旧」、「学校の始業」など日常が少しずつですが、確実に、そして着実に戻ってきている今、被災された方々の「くらし」と「なりわい」を具体的に立て直す「本格的な生活再建」と地域経済の回復・発展を一日も早く、一歩でも前に進めていくため、本日、「令和8年熊本地震復旧・復興本部」を立ち上げ、被災地域の再生の指針となる復旧・復興プランを、全庁一丸となって、被災市町と緊密な連携を図りながら、取りまとめて参りましょう。
プランの取りまとめに当たって、私から2点をお願いをしたいと思います。
一点目は、今回の地震は、酷暑の時期の発災であること、そして10年前は被害が少なかったものの、昨年の豪雨で被害が大きかった宇城市、氷川町、八代市などで被害が大きかったという特徴がございます。この地震の特徴を踏まえれば、度重なる災害によって、大変な苦境にある被災された方々の声にしっかりと耳を傾けて、今抱えておられる痛みを最小化していくため、「やれることはすべてやる」との決意をもって進めていきましょう。
二点目は、この10年、本県は幾度の大災害に見舞われても、県民の力を結集して、多くの困難に立ち向かって参りました。今回の災害にあっても目の前にある困難をバネとして「災害に強い熊本」の実現、そして「新たな創造的復興」を強力に進めるプランとしていきましょう。
このあと、知事公室長から今後のスケジュールを説明いたしますが、10月中にプランの策定完了を目指しましょう。短い期間での取りまとめになりますが、各部局による積極的な「知恵出し」、そして、しっかりとした地元市町との連携をよろしくお願いします。
また、明日9月1日付けで、県の組織改正も行います。このあと、総務部長から説明いたしますが、被災者の住まいの再建に集中的に取り組む「すまい対策室」を新たに設置するなど、組織体制の整備を図りたいと思います。
最後に、全国、そして世界中から寄せられている熊本への熱いご支援を糧に、改めて県庁が一丸となり、国や市町村、そして熊本県民が「ワンチーム」となって熊本の未来を築いていきましょう。よろしくお願いいたします。
「上水道の断水解消」、「道路・鉄道の復旧」、「学校の始業」など日常が少しずつですが、確実に、そして着実に戻ってきている今、被災された方々の「くらし」と「なりわい」を具体的に立て直す「本格的な生活再建」と地域経済の回復・発展を一日も早く、一歩でも前に進めていくため、本日、「令和8年熊本地震復旧・復興本部」を立ち上げ、被災地域の再生の指針となる復旧・復興プランを、全庁一丸となって、被災市町と緊密な連携を図りながら、取りまとめて参りましょう。
プランの取りまとめに当たって、私から2点をお願いをしたいと思います。
一点目は、今回の地震は、酷暑の時期の発災であること、そして10年前は被害が少なかったものの、昨年の豪雨で被害が大きかった宇城市、氷川町、八代市などで被害が大きかったという特徴がございます。この地震の特徴を踏まえれば、度重なる災害によって、大変な苦境にある被災された方々の声にしっかりと耳を傾けて、今抱えておられる痛みを最小化していくため、「やれることはすべてやる」との決意をもって進めていきましょう。
二点目は、この10年、本県は幾度の大災害に見舞われても、県民の力を結集して、多くの困難に立ち向かって参りました。今回の災害にあっても目の前にある困難をバネとして「災害に強い熊本」の実現、そして「新たな創造的復興」を強力に進めるプランとしていきましょう。
このあと、知事公室長から今後のスケジュールを説明いたしますが、10月中にプランの策定完了を目指しましょう。短い期間での取りまとめになりますが、各部局による積極的な「知恵出し」、そして、しっかりとした地元市町との連携をよろしくお願いします。
また、明日9月1日付けで、県の組織改正も行います。このあと、総務部長から説明いたしますが、被災者の住まいの再建に集中的に取り組む「すまい対策室」を新たに設置するなど、組織体制の整備を図りたいと思います。
最後に、全国、そして世界中から寄せられている熊本への熱いご支援を糧に、改めて県庁が一丸となり、国や市町村、そして熊本県民が「ワンチーム」となって熊本の未来を築いていきましょう。よろしくお願いいたします。
【第2回】令和8年熊本地震復旧・復興本部会議
開催日時
令和8年(2026年)9月4日(金曜日)16時から16時30分
会議資料
本部長(木村知事)挨拶
前回今週月曜日の第1回復旧・復興本部会議から1週間、それぞれの現場で迅速な対応にあたっていただき、心より感謝申し上げます。
また、国におかれても、高市総理を本部長とする熊本地震非常災害復旧・復興本部が設置され、本日、私も会議にオンラインで参加いたしました。熊本にも非常災害復旧復興支援現地調整本部を設置いただき、本日のこの会議にもオブザーバーとして御陪席いただいております。熊本の復旧・復興のため、中長期的な観点から支援体制を構築いただき、感謝申し上げます。
先ほど各部局から取組みや予算化の状況報告がありました。罹災証明については調査が8割、交付は5割に達しつつありますし、建設型応急住宅については、うれしいことに、明日、氷川町で第1弾の入居が始まり、鍵の引き渡し式が行われます。私も参加させていただきます。政府の被災企業への支援策や観光需要喚起策はほぼ内容が固まりつつあり、明日(9月5日)から「食べて応援!食のみやこ熊本券」の申込みも開始されます。これは、緊急的な外食需要喚起策ですが、地震直後から相次ぐキャンセル等により苦境にある外食産業を支えるため、ぜひ多くの皆様にこのキャンペーンに参加いただきたいと思います。
このように、目に見える形で復興への取組みが進んでいくことは、不安の中にいらっしゃる被災者、被災事業者の皆様にとって確かな希望となります。引き続き、スピード感を持って「やれることはすべてやる」という姿勢で取組みを進めていきましょう。
先ほど知事公室から説明ありましたように、復旧・復興プランは、復旧・復興の3原則に基づき、被災地の声にしっかりと耳を傾けて取り組む「最速で目指す痛みの最小化」と、将来を見据え、目の前にある困難をバネに、災害に強い熊本の実現、そして被災地の新たな創造的復興を強力に進めていく「重点取組みによる被災地の新たな創造的復興」の大きく2つの考え方を中心に策定を進めて参ります。
また、その策定にあたっては、何よりも「現場主義」が重要であり、被災地の切実な思いをくみ取り、将来への願いを実現していくものとしていかなければなりません。
そこで、次回の第3回本部会議においては、いわゆる対口支援などで職員派遣を受けている被害が甚大な11市町とオンラインでつなぎ、首長の皆さん方から御意見を伺う場を設けることといたします。
大きな被害を受け、今なお困難に直面される市長・町長から、現在の課題や復興への方向性を直接伺うことで、プランをより具体的かつ実効性のあるものにしたいと考えております。
私たちは、被災地の将来への希望となる「新たな創造的復興」を成し遂げる使命があります。各部局においては、市町としっかりと手を携え、被災者の痛みを最小化するとともに、熊本の、そして被災地の未来を切り拓くための知恵を出し合っていきましょう。
県庁が一丸となって、国や市町村、そして熊本県民が「ワンチーム」となって、引き続き邁進していきましょう。よろしくお願いいたします。
また、国におかれても、高市総理を本部長とする熊本地震非常災害復旧・復興本部が設置され、本日、私も会議にオンラインで参加いたしました。熊本にも非常災害復旧復興支援現地調整本部を設置いただき、本日のこの会議にもオブザーバーとして御陪席いただいております。熊本の復旧・復興のため、中長期的な観点から支援体制を構築いただき、感謝申し上げます。
先ほど各部局から取組みや予算化の状況報告がありました。罹災証明については調査が8割、交付は5割に達しつつありますし、建設型応急住宅については、うれしいことに、明日、氷川町で第1弾の入居が始まり、鍵の引き渡し式が行われます。私も参加させていただきます。政府の被災企業への支援策や観光需要喚起策はほぼ内容が固まりつつあり、明日(9月5日)から「食べて応援!食のみやこ熊本券」の申込みも開始されます。これは、緊急的な外食需要喚起策ですが、地震直後から相次ぐキャンセル等により苦境にある外食産業を支えるため、ぜひ多くの皆様にこのキャンペーンに参加いただきたいと思います。
このように、目に見える形で復興への取組みが進んでいくことは、不安の中にいらっしゃる被災者、被災事業者の皆様にとって確かな希望となります。引き続き、スピード感を持って「やれることはすべてやる」という姿勢で取組みを進めていきましょう。
先ほど知事公室から説明ありましたように、復旧・復興プランは、復旧・復興の3原則に基づき、被災地の声にしっかりと耳を傾けて取り組む「最速で目指す痛みの最小化」と、将来を見据え、目の前にある困難をバネに、災害に強い熊本の実現、そして被災地の新たな創造的復興を強力に進めていく「重点取組みによる被災地の新たな創造的復興」の大きく2つの考え方を中心に策定を進めて参ります。
また、その策定にあたっては、何よりも「現場主義」が重要であり、被災地の切実な思いをくみ取り、将来への願いを実現していくものとしていかなければなりません。
そこで、次回の第3回本部会議においては、いわゆる対口支援などで職員派遣を受けている被害が甚大な11市町とオンラインでつなぎ、首長の皆さん方から御意見を伺う場を設けることといたします。
大きな被害を受け、今なお困難に直面される市長・町長から、現在の課題や復興への方向性を直接伺うことで、プランをより具体的かつ実効性のあるものにしたいと考えております。
私たちは、被災地の将来への希望となる「新たな創造的復興」を成し遂げる使命があります。各部局においては、市町としっかりと手を携え、被災者の痛みを最小化するとともに、熊本の、そして被災地の未来を切り拓くための知恵を出し合っていきましょう。
県庁が一丸となって、国や市町村、そして熊本県民が「ワンチーム」となって、引き続き邁進していきましょう。よろしくお願いいたします。
【第3回】令和8年熊本地震復旧・復興本部会議
開催日時
令和8年(2026年)9月11日(金曜日)16時から17時
会議資料
本部長(木村知事)挨拶
オンラインでご参加いただいた11市町の首長ならびに代表者の皆様から貴重な御意見をいただきました。現場の課題と将来への展望をご発言いただきました。もちろん、まだまだ将来への展望というよりも、現在の課題というところでの御意見が多かったので、そこはしっかりと復旧に向けてまとめながら、復興に向けては、復旧・復興プランを練っていく中で、事前にプランの素案を各市町と意見を交わしながら、練り込んでいきたいと思います。本日は、ご多忙の折りに、また、現場対応に奔走されている中、時間を割いていただきまして誠にありがとうございました。
現在、策定中の復旧・復興プランにつきましては、本日いただいた意見と、これからも引き続き意見交換させていただきながら、被災地の実情に沿った内容でしっかりと練り込んで参ります。被災地の将来への希望となるプランをより具体的かつ実効性のあるものにするためには、引き続き各市町の皆様との緊密な連携が必要不可欠ですので、ご協力を心よりお願い申し上げます。
先ほど環境生活部から報告がありましたとおり、本日、八代市において井戸の応急修理に関する申請・相談窓口が設置されました。被災された皆様の生活再建に向けた、着実な一歩だと確信しています。今回の地震では、生活用水を得るための基盤である多くの井戸が被災したことから、8月に高市総理へ私自身が直接、財政支援等をお願いした結果、国からの前例のない、手厚い支援を示していただきました。改めて、内閣府や国土交通省をはじめとした関係者へのお礼を申し上げるとともに、一日も早い井戸等の復旧が進むよう、県としても更にスピード感をもって被災市町村の支援等に全力で取り組んで参ります。
前回会議において観光文化部から報告がありましたが、被災された方々の癒しの場として8月5日から八代港で入浴や宿泊を支援いただいた「はくおう2」が、明後日(9月13日)をもって活動を終了されます。
また、はくおう2の活動の終了に合わせ、自衛隊への災害派遣要請を、9月13日をもって終了する予定です。自衛隊の皆様には、発災直後の人命救助にはじまり、被災地における給水支援や入浴支援、台風接近に伴うブルーシートの展張支援など、様々な活動に御尽力いただきました。被災地に寄り添うその献身的な姿は、被災された方々にとって大きな支えであり、心強い限りでした。これまでの活動に対し、心より感謝を申し上げます。
先の8月定例県議会では、被災者の生活再建や被災農業者のなりわい再建のほか、インフラの本格復旧に関する事業等を御審議いただき、9月7日に予算化することができました。引き続き、刻々と変化する被災地の状況を踏まえながら、国の追加の予算措置も見極めた上で、追加の予算計上が必要となった場合には、柔軟かつスピーディーに予算化できるよう準備を進めて参りましょう。
私たちは、被災地の将来への希望となる「新たな創造的復興」を成し遂げる使命があります。各部局においては、被災市町としっかりと手を携え、被災者の痛みを最小化するとともに、熊本の未来を切り拓くための知恵を出し合っていきましょう。
県庁が一丸となって、国や市町村、そして熊本県民が「ワンチーム」となって、引き続き邁進していきましょう。よろしくお願いいたします。
現在、策定中の復旧・復興プランにつきましては、本日いただいた意見と、これからも引き続き意見交換させていただきながら、被災地の実情に沿った内容でしっかりと練り込んで参ります。被災地の将来への希望となるプランをより具体的かつ実効性のあるものにするためには、引き続き各市町の皆様との緊密な連携が必要不可欠ですので、ご協力を心よりお願い申し上げます。
先ほど環境生活部から報告がありましたとおり、本日、八代市において井戸の応急修理に関する申請・相談窓口が設置されました。被災された皆様の生活再建に向けた、着実な一歩だと確信しています。今回の地震では、生活用水を得るための基盤である多くの井戸が被災したことから、8月に高市総理へ私自身が直接、財政支援等をお願いした結果、国からの前例のない、手厚い支援を示していただきました。改めて、内閣府や国土交通省をはじめとした関係者へのお礼を申し上げるとともに、一日も早い井戸等の復旧が進むよう、県としても更にスピード感をもって被災市町村の支援等に全力で取り組んで参ります。
前回会議において観光文化部から報告がありましたが、被災された方々の癒しの場として8月5日から八代港で入浴や宿泊を支援いただいた「はくおう2」が、明後日(9月13日)をもって活動を終了されます。
また、はくおう2の活動の終了に合わせ、自衛隊への災害派遣要請を、9月13日をもって終了する予定です。自衛隊の皆様には、発災直後の人命救助にはじまり、被災地における給水支援や入浴支援、台風接近に伴うブルーシートの展張支援など、様々な活動に御尽力いただきました。被災地に寄り添うその献身的な姿は、被災された方々にとって大きな支えであり、心強い限りでした。これまでの活動に対し、心より感謝を申し上げます。
先の8月定例県議会では、被災者の生活再建や被災農業者のなりわい再建のほか、インフラの本格復旧に関する事業等を御審議いただき、9月7日に予算化することができました。引き続き、刻々と変化する被災地の状況を踏まえながら、国の追加の予算措置も見極めた上で、追加の予算計上が必要となった場合には、柔軟かつスピーディーに予算化できるよう準備を進めて参りましょう。
私たちは、被災地の将来への希望となる「新たな創造的復興」を成し遂げる使命があります。各部局においては、被災市町としっかりと手を携え、被災者の痛みを最小化するとともに、熊本の未来を切り拓くための知恵を出し合っていきましょう。
県庁が一丸となって、国や市町村、そして熊本県民が「ワンチーム」となって、引き続き邁進していきましょう。よろしくお願いいたします。
【第4回】令和8年熊本地震復旧・復興本部会議
開催日時
令和8年(2026年)9月18日(金曜日)16時から17時00分
会議資料
本部長(木村知事)挨拶
復旧・復興本部の立ち上げ後、今回で会議は4回目を迎えます。各部局におきましては、連日、それぞれの現場で迅速な対応にあたっていただいていることに、改めて感謝申し上げます。
本日から九州新幹線が全線で運行を再開いたしました。新幹線を利用して通勤・通学をされている方々にとってはもちろん、シルバーウィークを目前に控え、熊本を中心に福岡から鹿児島まで九州が南北に再びつながったことは、観光やビジネスにとっても極めて大きな力となりますし、復興への確かな一歩を感じさせる希望の光になるものと確信しています。早期復旧に全力を尽くしていただいたJR九州はじめ、関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
また、自宅敷地内への建設型応急住宅の設置も本日から着手されました。被災者お一人お一人の事情に配慮した新たな取組みですので、丁寧に対応を進めていってください。
危機管理防災局から「初動・応急対応に係る検証の方向性」について報告がありました。私たちは今、被災地の将来への希望となる「新たな創造的復興」に向かって歩みを進めておりますが、その歩みを確かなものにするためには、今回の地震発生直後からの対応を客観的に振り返り、徹底して検証することが不可欠です。
今回の検証にあたって、私からお願いしたいことが二点あります。
一点目は、これまで積み上げてきた成果の検証と継承を確かなものにすることです。本県では、度重なる災害へ対応してきた過去の教訓を糧に、防災体制の不断の見直しを行ってまいりました。その結果として、今回の初動において、例えばDmatをはじめ関係機関と連携した病院間搬送などが迅速に機能した背景は、過去の教訓を踏まえた訓練等の成果の賜物であります。それらの成果を正しく評価・分析し、次なる災害へ確実に引き継げる形にまとめていただくようお願いします。
一方、二点目として私たちが直視しなければならないのは、本県がかつて経験したことのない「新たな課題」が出てきたということです。記録的な酷暑・猛暑下での避難所環境の構築や車中泊、軒先避難者への支援や、昨年の豪雨により被害を受けた地域が再び被災するという過酷な現実に対し、従来の備えで何が足りなかったのか、どう対応すべきであったかなど、状況の変化によって浮き彫りになったこれらの課題を、一つ一つ丁寧に拾い上げ、慎重に検証してください。
この検証作業は、決して危機管理防災局のみで完結するものではありません。あらゆる現場の最前線で対応にあたった各部局はもちろん、国や市町村、関係機関との緊密な連携、さらにはアンケートを通じた県民の皆様の声も不可欠です。本県の防災体制をより高い次元へと引き上げる「災害に強い熊本」の実現に向けた重要なプロセスとなりますので、よろしくお願いします。
被災された方々が、一日も早く、一歩でも前に進んでいけるよう、そして熊本の未来に明るい希望を見出せるよう、県庁が一丸となり、国や市町村、関係機関としっかりと手を携えた「ワンチーム」で、全力で邁進してまいりましょう。
本日から九州新幹線が全線で運行を再開いたしました。新幹線を利用して通勤・通学をされている方々にとってはもちろん、シルバーウィークを目前に控え、熊本を中心に福岡から鹿児島まで九州が南北に再びつながったことは、観光やビジネスにとっても極めて大きな力となりますし、復興への確かな一歩を感じさせる希望の光になるものと確信しています。早期復旧に全力を尽くしていただいたJR九州はじめ、関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
また、自宅敷地内への建設型応急住宅の設置も本日から着手されました。被災者お一人お一人の事情に配慮した新たな取組みですので、丁寧に対応を進めていってください。
危機管理防災局から「初動・応急対応に係る検証の方向性」について報告がありました。私たちは今、被災地の将来への希望となる「新たな創造的復興」に向かって歩みを進めておりますが、その歩みを確かなものにするためには、今回の地震発生直後からの対応を客観的に振り返り、徹底して検証することが不可欠です。
今回の検証にあたって、私からお願いしたいことが二点あります。
一点目は、これまで積み上げてきた成果の検証と継承を確かなものにすることです。本県では、度重なる災害へ対応してきた過去の教訓を糧に、防災体制の不断の見直しを行ってまいりました。その結果として、今回の初動において、例えばDmatをはじめ関係機関と連携した病院間搬送などが迅速に機能した背景は、過去の教訓を踏まえた訓練等の成果の賜物であります。それらの成果を正しく評価・分析し、次なる災害へ確実に引き継げる形にまとめていただくようお願いします。
一方、二点目として私たちが直視しなければならないのは、本県がかつて経験したことのない「新たな課題」が出てきたということです。記録的な酷暑・猛暑下での避難所環境の構築や車中泊、軒先避難者への支援や、昨年の豪雨により被害を受けた地域が再び被災するという過酷な現実に対し、従来の備えで何が足りなかったのか、どう対応すべきであったかなど、状況の変化によって浮き彫りになったこれらの課題を、一つ一つ丁寧に拾い上げ、慎重に検証してください。
この検証作業は、決して危機管理防災局のみで完結するものではありません。あらゆる現場の最前線で対応にあたった各部局はもちろん、国や市町村、関係機関との緊密な連携、さらにはアンケートを通じた県民の皆様の声も不可欠です。本県の防災体制をより高い次元へと引き上げる「災害に強い熊本」の実現に向けた重要なプロセスとなりますので、よろしくお願いします。
被災された方々が、一日も早く、一歩でも前に進んでいけるよう、そして熊本の未来に明るい希望を見出せるよう、県庁が一丸となり、国や市町村、関係機関としっかりと手を携えた「ワンチーム」で、全力で邁進してまいりましょう。
【第5回】令和8年熊本地震復旧・復興本部会議
開催日時
令和8年(2026年)9月28日(月曜日)9時から10時
会議資料
本部長(木村知事)挨拶
本日、令和8年熊本地震の発災から2か月を迎えました。改めまして、お亡くなりになられました方々に深く哀悼の意を表しますとともに、被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げたいと思います。また、被災者支援や復旧・復興に御尽力いただいている全ての皆様に心より感謝申し上げたいと思います。
先ほど、各部局から、この2か月間の対応の総括と、今なお残る課題、そして今後の対応の方向性について報告がありました。応急対応から本格的な復興へと歩みを進める中で、住まいの確保や「なりわい」の再建など、フェーズの変化に伴う新たな課題が浮き彫りになっています。私たちは、これらの課題を正面から受け止め、被災された方々が今抱えておられる「痛みの最小化」、そして「被災地の新たな創造的復興」に向けて、引き続き「やれることはすべてやる」との強い決意を持って取り組んでいく必要があります。
環境生活部から報告があったとおり、本日、甲佐町において今回の地震に伴う工事としては1例目となる「申請受付による公費解体」が開始されます。今回の着工は、10年前の熊本地震の際と比較しても早いスピードで開始となります。これまで町や関係団体と緊密に連携し、スピード感を持って準備を進めてきた成果であり、住まいの再建を待つ被災者の皆様にとって、復興への確かな希望となるもですので、今後も迅速に展開してください。
さらに公費解体に係る新たな取組みとして、環境生活部とデジタル改革推進局とが連携し、申請受付から解体・撤去、処分に至るまでのプロセスをデジタルで一元管理を図ります。市町の事務負担を軽減するとともに、各段階の進捗状況を可視化し、県と市町等でリアルタイムに情報を共有することで、「目詰まり」が生じている箇所があれば、即座に原因を究明し、迅速に対策を講じてください。
また、総務部から報告があったとおり、来月10月1日、組織改正を行い、商工労働部内に「企業復興支援室」を新たに設置します。一日でも早く被災事業者が再生できるよう、集中的に支援してください。
さらに、同じく10月1日、被災市町の課題を丁寧に把握し、迅速な支援に繋げるため、庁内関係部局横断の「市町村復旧・復興支援チーム」を設置します。これは、市町村の課題を丁寧に把握して、部局横断で迅速に支援していこうというものです。来月末までに策定完了を目指している「復旧・復興プラン」が、より実効性のあるものとなるよう、被災市町に寄り添い、しっかりとした連携をよろしくお願いします。
復被災された方々が、一日も早く、一歩でも前に進んでいけるよう、そして熊本の未来、被災地の新たな創造的復興に繋がるよう、県庁が一丸となり、国や市町村、関係機関としっかりと手を携えた「ワンチーム」で、全力で邁進してまいりましょう。
先ほど、各部局から、この2か月間の対応の総括と、今なお残る課題、そして今後の対応の方向性について報告がありました。応急対応から本格的な復興へと歩みを進める中で、住まいの確保や「なりわい」の再建など、フェーズの変化に伴う新たな課題が浮き彫りになっています。私たちは、これらの課題を正面から受け止め、被災された方々が今抱えておられる「痛みの最小化」、そして「被災地の新たな創造的復興」に向けて、引き続き「やれることはすべてやる」との強い決意を持って取り組んでいく必要があります。
環境生活部から報告があったとおり、本日、甲佐町において今回の地震に伴う工事としては1例目となる「申請受付による公費解体」が開始されます。今回の着工は、10年前の熊本地震の際と比較しても早いスピードで開始となります。これまで町や関係団体と緊密に連携し、スピード感を持って準備を進めてきた成果であり、住まいの再建を待つ被災者の皆様にとって、復興への確かな希望となるもですので、今後も迅速に展開してください。
さらに公費解体に係る新たな取組みとして、環境生活部とデジタル改革推進局とが連携し、申請受付から解体・撤去、処分に至るまでのプロセスをデジタルで一元管理を図ります。市町の事務負担を軽減するとともに、各段階の進捗状況を可視化し、県と市町等でリアルタイムに情報を共有することで、「目詰まり」が生じている箇所があれば、即座に原因を究明し、迅速に対策を講じてください。
また、総務部から報告があったとおり、来月10月1日、組織改正を行い、商工労働部内に「企業復興支援室」を新たに設置します。一日でも早く被災事業者が再生できるよう、集中的に支援してください。
さらに、同じく10月1日、被災市町の課題を丁寧に把握し、迅速な支援に繋げるため、庁内関係部局横断の「市町村復旧・復興支援チーム」を設置します。これは、市町村の課題を丁寧に把握して、部局横断で迅速に支援していこうというものです。来月末までに策定完了を目指している「復旧・復興プラン」が、より実効性のあるものとなるよう、被災市町に寄り添い、しっかりとした連携をよろしくお願いします。
復被災された方々が、一日も早く、一歩でも前に進んでいけるよう、そして熊本の未来、被災地の新たな創造的復興に繋がるよう、県庁が一丸となり、国や市町村、関係機関としっかりと手を携えた「ワンチーム」で、全力で邁進してまいりましょう。
【第6回】令和8年熊本地震復旧・復興本部会議
開催日時
令和8年(2026年)10月8日(木曜日)16時から17時00分
会議資料
本部長(木村知事)挨拶
皆様、ここまで素案の取りまとめお疲れ様でした。ですが、これからプラン案を作り上げる過程が非常に大事です。被災市町村からの声を踏まえて具体的に、かつ私たちが気づかない視点をしっかり反映していけるように、柔軟に今後のプラン案策定に向けた検討・練り込みを加速化させてください。
今月1日、2日に、国に対し今回の地震からの復旧・復興に係る2回目の要望を行って参りました。その際、国からは、(1)「復興基金」への財政措置や、(2)全国から被災市町村に対する115人の土木職など専門人材の中長期的派遣の決定など、大変有り難い措置を表明いただきました。改めて、感謝申し上げます。
そうした中で、本日、「令和8年熊本地震復旧・復興プラン」の素案を取りまとめ、お示しすることができました。発災から2か月余り経過し、顕在化する課題へ日々の対応と並行して、短期間で今後取り組む必要がある施策をまとめてくれた各部局の皆さんの努力に、改めて深く感謝いたします。
先ほど事務局から説明があった通り、今回のプランでは、被災された方々の「住まい」と「なりわい」を一日も早く立て直す「最速で目指す痛みの最小化」と、目の前にある困難をバネに、「災害に強い熊本」の実現を図るとともに、被災地の将来を見据えた「重点取組みによる被災地の新たな創造的復興」の2つの考え方で構成しています。
今月末のプラン策定に向け、私から3つのお願いがあります。
1点目、プラン素案に対しては、市町村の意見を照会中であり、特に、重点地域の11市町とは部局横断の「市町村復旧・復興支援チーム」により個別に意見交換を行ってください。被災現場に直面する市町村の意見を丁寧に聞き取り、素案の施策で不足している点があれば、しっかりと反映してください。
2点目、「最速で目指す痛みの最小化」については、発災直後から既に取組みを進めている部分が多くありますが、被災された方々に取組みの進捗が分かるよう、それぞれ3箇年のロードマップを作成し、「見える化」を進めてください。
特に、今年度の取組みについてはより細かく記載し、内容を充実させ、ロードマップで「見える化」していってください。
3点目、「重点取組みによる被災地の新たな創造的復興」については、令和9年度以降の予算の検討・議論の中で具体化していくものであり、現時点では「今後の取組みの方向性」を示すものです。この「方向性」の具体化に向けては、各市町村との連携が重要であり、各市町村の予算編成のスケジュールも見据えながら、これから始まる県の令和9年度予算編成の議論の中で、現場の状況に即して具体化して練り上げてください。
特に、今回、前向きな取組みに加えて、度重なる災害にどう向き合っていくかを考えることが、「防災先進県くまもと」としての役割であると思いますので、しっかりと市町村と対話しながらより、具体化を目指して予算編成の議論を行ってください。
なお、昨日総務部から示された「令和9年度予算の編成通知」では、今回の地震からの復旧・復興に関連するものは「優先枠」と位置づけており、プランの推進に必要な事業についても予算編成過程において検討することとしております。
予算編成の中で練り上げられた具体的な事業内容等については、来年2月の令和9年度当初予算案の議会提案時期に、県民の皆様に分かりやすくお示ししたいと考えています。
被災された方々が、一日も早く、一歩でも前に進んでいけるよう、そして熊本の未来に明るい希望を見出せるよう、今回の災害の困難をバネに県庁が一丸となり、国や市町村、関係機関としっかりと手を携えた「ワンチーム」で、県南地域を中心とした新たな創造的復興に向けて引き続き全力で邁進してまいりましょう。
今月1日、2日に、国に対し今回の地震からの復旧・復興に係る2回目の要望を行って参りました。その際、国からは、(1)「復興基金」への財政措置や、(2)全国から被災市町村に対する115人の土木職など専門人材の中長期的派遣の決定など、大変有り難い措置を表明いただきました。改めて、感謝申し上げます。
そうした中で、本日、「令和8年熊本地震復旧・復興プラン」の素案を取りまとめ、お示しすることができました。発災から2か月余り経過し、顕在化する課題へ日々の対応と並行して、短期間で今後取り組む必要がある施策をまとめてくれた各部局の皆さんの努力に、改めて深く感謝いたします。
先ほど事務局から説明があった通り、今回のプランでは、被災された方々の「住まい」と「なりわい」を一日も早く立て直す「最速で目指す痛みの最小化」と、目の前にある困難をバネに、「災害に強い熊本」の実現を図るとともに、被災地の将来を見据えた「重点取組みによる被災地の新たな創造的復興」の2つの考え方で構成しています。
今月末のプラン策定に向け、私から3つのお願いがあります。
1点目、プラン素案に対しては、市町村の意見を照会中であり、特に、重点地域の11市町とは部局横断の「市町村復旧・復興支援チーム」により個別に意見交換を行ってください。被災現場に直面する市町村の意見を丁寧に聞き取り、素案の施策で不足している点があれば、しっかりと反映してください。
2点目、「最速で目指す痛みの最小化」については、発災直後から既に取組みを進めている部分が多くありますが、被災された方々に取組みの進捗が分かるよう、それぞれ3箇年のロードマップを作成し、「見える化」を進めてください。
特に、今年度の取組みについてはより細かく記載し、内容を充実させ、ロードマップで「見える化」していってください。
3点目、「重点取組みによる被災地の新たな創造的復興」については、令和9年度以降の予算の検討・議論の中で具体化していくものであり、現時点では「今後の取組みの方向性」を示すものです。この「方向性」の具体化に向けては、各市町村との連携が重要であり、各市町村の予算編成のスケジュールも見据えながら、これから始まる県の令和9年度予算編成の議論の中で、現場の状況に即して具体化して練り上げてください。
特に、今回、前向きな取組みに加えて、度重なる災害にどう向き合っていくかを考えることが、「防災先進県くまもと」としての役割であると思いますので、しっかりと市町村と対話しながらより、具体化を目指して予算編成の議論を行ってください。
なお、昨日総務部から示された「令和9年度予算の編成通知」では、今回の地震からの復旧・復興に関連するものは「優先枠」と位置づけており、プランの推進に必要な事業についても予算編成過程において検討することとしております。
予算編成の中で練り上げられた具体的な事業内容等については、来年2月の令和9年度当初予算案の議会提案時期に、県民の皆様に分かりやすくお示ししたいと考えています。
被災された方々が、一日も早く、一歩でも前に進んでいけるよう、そして熊本の未来に明るい希望を見出せるよう、今回の災害の困難をバネに県庁が一丸となり、国や市町村、関係機関としっかりと手を携えた「ワンチーム」で、県南地域を中心とした新たな創造的復興に向けて引き続き全力で邁進してまいりましょう。
【第7回】令和8年熊本地震復旧・復興本部会議
開催日時
令和8年(2026年)10月27日(火曜日)8時45分から10時15分
会議資料
本部長(木村知事)挨拶
明日で、令和8年熊本地震の発災から3ヶ月を迎えます。
改めて、犠牲になられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに、被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。復旧・復興の途上にある現在、困難に直面しながらも前を向いて歩みを進めておられる県民の皆様に、心からの敬意を表します。
この3ヶ月間、全国から多くの支援をいただきました。また、本日、政府現地対策本部本部長代理の田辺内閣審議官にもお越しいただいておりますけれども、政府を挙げてのこの3ヶ月間のご支援に、県民そして被災地を代表して心より感謝申し上げたいと思います。
本日、「令和8年熊本地震からの復旧・復興プラン」をお示しすることができました。このプランは、前回の会議で示した素案に対し、県内45すべての市町村に意見照会するとともに、県庁部局横断で作った「市町村復旧・復興支援チーム」が被害の甚大な11市町を直接訪問し、首長の皆様とフェイス・トゥ・フェイスで意見を伺い、現場の切実な声や将来への願いに対するご意見を一つ一つ丁寧に聴き取り、反映させていただいたところです。
ご協力いただいた各市町村の皆様に感謝申し上げるとともに、このプランを「被災地の希望の光」としていかなければならないと、改めて今日ここに決意いたしています。
本プランの目指す姿は、「共に創る 強靱なふるさと熊本 ~被災地に希望あふれる「新たな創造的復興」~」でございます。被災地の将来への希望となる「新たな創造的復興」を成し遂げ、県民の皆様と共に、災害に強く、そして誰もが希望を持てる熊本の未来を切り拓いていくという、私の強い決意を込めさせていただきました。
プランの実行に当たり、各部局の皆様に徹底していただきたい点が3点あります。
1点目は、被災された方々の不安を解消するための「見える化」の徹底です。
「最速で目指す痛みの最小化」に向けて、住まいの確保やなりわいの再建をはじめ、様々な取組みのロードマップ、特に今年度の取組みをかなり厚くしてお示しました。しかし、このロードマップは策定して終わりではありません。着実に実行していくことが重要であり、日々刻々と変化する現場の状況を見極めながら、不断の見直しを行ってください。その中で、被災された方々が、一日も早く安全・安心を取り戻せるよう、現場に寄り添った柔軟かつ迅速な対応はもちろん、きめ細かな情報発信を徹底し、誰一人取り残さない被災地を実現したいと思います。そのためには丁寧な「見える化」をして、被災者・県民の皆様に情報を届けていくことが重要だと思っています。
2点目は、災害に強い熊本の実現と「被災地の新たな創造的復興」の具現化・具体化です。
今回の地震で浮き彫りとなった度重なる災害への備え、そして酷暑下での避難環境のあり方など、10年前とは違った新たな課題に私たちは正面から向き合い、今後起こりうるかもしれない災害に対して「災害に強い熊本」をより高い次元で実現させなければなりません。
また、甚大な被害を受けた地域の皆様が、自らのくらしの再建について希望をもって将来の見通しを立てられるよう、「被災地の新たな創造的復興」に向け全庁挙げて知恵を絞り、強力に推進していきましょう。
そして3点目は、まさにこの具体化・具現化のスケジュールです。今回の重点取組みにつきましては、令和9年度の当初予算の編成を通じて練り上げた具体的な事業内容を作っていかなければいけません。もちろん重点取組みに関する事業のみならず、痛みの最小化のほうも同様です。今回のプランを踏まえた事業の具体的な内容については、来年2月の県議会当初予算の提案時期に合わせ、県民の皆様に分かりやすくお示しできるよう準備を進めてください。ある意味ではこのプランのブラッシュアップを2月には行うんだという心づもりで進めてください。
このプランの策定はゴールではなく、真の復興に向けた「スタート」です。
「やれることはすべてやる」これは高市総理も申されていますが、「やれることはすべてやる」という強い信念のもと、私たち熊本県庁も各部局において現場の状況を注視し、柔軟かつ迅速に対応を進めてください。
私たちは、10年前の地震からも県民一丸となって立ち上がり、創造的復興を進めてまいりました。これからも、国、市町村、関係機関、そして県民の皆様と「ワンチーム」となり、希望あふれる熊本の未来、新たな創造的復興を切り拓いていきましょう。よろしくお願いします。
改めて、犠牲になられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに、被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。復旧・復興の途上にある現在、困難に直面しながらも前を向いて歩みを進めておられる県民の皆様に、心からの敬意を表します。
この3ヶ月間、全国から多くの支援をいただきました。また、本日、政府現地対策本部本部長代理の田辺内閣審議官にもお越しいただいておりますけれども、政府を挙げてのこの3ヶ月間のご支援に、県民そして被災地を代表して心より感謝申し上げたいと思います。
本日、「令和8年熊本地震からの復旧・復興プラン」をお示しすることができました。このプランは、前回の会議で示した素案に対し、県内45すべての市町村に意見照会するとともに、県庁部局横断で作った「市町村復旧・復興支援チーム」が被害の甚大な11市町を直接訪問し、首長の皆様とフェイス・トゥ・フェイスで意見を伺い、現場の切実な声や将来への願いに対するご意見を一つ一つ丁寧に聴き取り、反映させていただいたところです。
ご協力いただいた各市町村の皆様に感謝申し上げるとともに、このプランを「被災地の希望の光」としていかなければならないと、改めて今日ここに決意いたしています。
本プランの目指す姿は、「共に創る 強靱なふるさと熊本 ~被災地に希望あふれる「新たな創造的復興」~」でございます。被災地の将来への希望となる「新たな創造的復興」を成し遂げ、県民の皆様と共に、災害に強く、そして誰もが希望を持てる熊本の未来を切り拓いていくという、私の強い決意を込めさせていただきました。
プランの実行に当たり、各部局の皆様に徹底していただきたい点が3点あります。
1点目は、被災された方々の不安を解消するための「見える化」の徹底です。
「最速で目指す痛みの最小化」に向けて、住まいの確保やなりわいの再建をはじめ、様々な取組みのロードマップ、特に今年度の取組みをかなり厚くしてお示しました。しかし、このロードマップは策定して終わりではありません。着実に実行していくことが重要であり、日々刻々と変化する現場の状況を見極めながら、不断の見直しを行ってください。その中で、被災された方々が、一日も早く安全・安心を取り戻せるよう、現場に寄り添った柔軟かつ迅速な対応はもちろん、きめ細かな情報発信を徹底し、誰一人取り残さない被災地を実現したいと思います。そのためには丁寧な「見える化」をして、被災者・県民の皆様に情報を届けていくことが重要だと思っています。
2点目は、災害に強い熊本の実現と「被災地の新たな創造的復興」の具現化・具体化です。
今回の地震で浮き彫りとなった度重なる災害への備え、そして酷暑下での避難環境のあり方など、10年前とは違った新たな課題に私たちは正面から向き合い、今後起こりうるかもしれない災害に対して「災害に強い熊本」をより高い次元で実現させなければなりません。
また、甚大な被害を受けた地域の皆様が、自らのくらしの再建について希望をもって将来の見通しを立てられるよう、「被災地の新たな創造的復興」に向け全庁挙げて知恵を絞り、強力に推進していきましょう。
そして3点目は、まさにこの具体化・具現化のスケジュールです。今回の重点取組みにつきましては、令和9年度の当初予算の編成を通じて練り上げた具体的な事業内容を作っていかなければいけません。もちろん重点取組みに関する事業のみならず、痛みの最小化のほうも同様です。今回のプランを踏まえた事業の具体的な内容については、来年2月の県議会当初予算の提案時期に合わせ、県民の皆様に分かりやすくお示しできるよう準備を進めてください。ある意味ではこのプランのブラッシュアップを2月には行うんだという心づもりで進めてください。
このプランの策定はゴールではなく、真の復興に向けた「スタート」です。
「やれることはすべてやる」これは高市総理も申されていますが、「やれることはすべてやる」という強い信念のもと、私たち熊本県庁も各部局において現場の状況を注視し、柔軟かつ迅速に対応を進めてください。
私たちは、10年前の地震からも県民一丸となって立ち上がり、創造的復興を進めてまいりました。これからも、国、市町村、関係機関、そして県民の皆様と「ワンチーム」となり、希望あふれる熊本の未来、新たな創造的復興を切り拓いていきましょう。よろしくお願いします。

