本文
令和6年度九州管区広域緊急援助隊合同訓練
1 広域緊急援助隊設立の経緯等
平成7年1月に発生した阪神・淡路大震災の経験を踏まえ、大規模災害発生時において迅速・的確な災害警備活動を行うため、都道府県の枠を越えて、広域的に即応でき、かつ高度の救出救助能力、自活能力等を有する災害対策のエキスパートチームとして、同年6月1日、全国の都道府県警察に設置されました。
現在は「警察災害派遣隊」の「即応部隊」として位置付けられています。
2 訓練開催状況
平成10年から、広域緊急援助隊の
- 災害対処能力の向上
- 各県部隊の連携強化
- 各防災関係機関との連携強化
を目的に各管区警察局毎に訓練が開催されています。
九州管区の訓練は、沖縄県を除く7県の立ち回りで開催されており、熊本県では
- 平成15年~熊本新港(熊本市)
- 平成22年~エコパーク水俣(水俣市)
- 平成29年~白川河川敷(熊本市)
において開催され、今回で4回目の開催となりました。
なお、新型コロナウイルス感染症、能登半島地震等の影響による訓練中止が続き、九州管区では5年ぶりの開催となりました。
3 訓練内容
この訓練は、令和7年2月13日(木曜日)、14日(金曜日)に熊本県八代市(遥拝八の字広場付近球磨川河川敷等計6箇所)において、近年の激甚化・頻繁化する大雨や台風を起因とする土砂災害発生に備え、九州管区警察局内(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)警察の広域緊急援助隊(警備・交通)及び熊本県広域緊急援助隊(刑事)や緊急災害警備隊等が集結し、防災関係機関の協力を得て総合的な訓練を行いました。
2月13日(木曜日)には、警察部隊や防災関係機関(八代市役所・消防本部・消防団・自衛隊・DMAT等)約520人が参加し、大雨による大規模災害の発生を想定した訓練を行いました。
訓練は、実際の災害現場に近い状況を再現、土砂崩れ現場や水没アパート、孤立者救助等の現場において、各機関が情報共有や連携を図り、ブラインド式訓練による救出救助訓練を行いました。