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介護に関する主な資格
介護職員初任者研修(公的資格)
介護職として働く上で必要になる基本的な知識や技術を習得することができる、介護職の入門的資格です。130時間の講義及び演習の受講が必要ですが、経験や学歴、年齢等を問わず受講することができ、働きながらでも取得しやすい資格です。
ホームヘルパーとして、食事や排せつ、入浴など、利用者の身体に直接触れる介護の仕事をするには、介護職員初任者研修以上の資格を持っている必要があります。
詳細については初任者研修のページをご覧ください。
介護福祉士実務者研修(公的資格)
「介護職員初任者研修」からランクアップし、実践的な介護技術や専門的知識を習得することができる資格です。450時間の受講の修了が必要ですが、初任者研修を修了していれば一部の研修が免除されます。
介護福祉士実務者研修を取得し、3年以上の実務を経験することで、介護福祉士の受験資格が得られます。
詳細については介護福祉士実務者研修のページをご覧ください。
介護福祉士(国家資格)
介護福祉士は、介護分野唯一の国家資格です。利用者のニーズを生活歴や観察を通して集約し、その方の心身の状況等を理解した上で、その方らしく生活を継続していくための課題などを分析し、多職種と連携しながらその方に最適な介護を提供します。
事業所で配置が必要となるサービス提供責任者や生活相談員になるには、介護福祉士の資格が必要です。
介護支援専門員(ケアマネージャー)(公的資格)
要介護・要支援者の相談を受け、心身の状況に応じ、介護サービスを受けられるよう、介護サービス等の提供についての計画(ケアプラン)を作成し、市町村・サービス事業所・施設、家族などとの連絡調整を行います。
受験資格を得るには、一定の職種(介護福祉士や生活相談員など)での5年以上の実務経験が必要です。
社会福祉士(国家資格)

福祉の相談援助に関する高度な専門知識・技術を有し、福祉や医療の相談援助の場において重要な役割を担います。
多くは、社会福祉協議会や社会福祉施設、病院、地域包括支援センターなどでソーシャルワークの実践に取り組んでおり、高齢者施設では、生活相談員や支援相談員として働くことができます。